レーザー脱毛は医療機関で行う脱毛ですが、だからといって全くリスクが無いわけではありません。

高出力のレーザーを直接肌に照射するため、様々なリスクがあります。

「こんなハズじゃなかった!」となる前に、トラブルが起こってしまった場合の対処法について、よく理解しておきましょう。

レーザー脱毛で起こりうる肌トラブルとリスク

レーザー脱毛をすることにより、次のような肌トラブルの可能性があります。

  起こりやすい部位 治療
毛嚢炎
(もうのうえん)
皮脂の分泌が多い部位(髭など) 軽度の場合は不要
火傷
(やけど)
色素沈着した部位(VIOなど)
毛の密集した部位(髭など)
必要
硬毛化 産毛の多い部位(背中など) 脱毛を続けることで改善

最も発生しやすいのが毛嚢炎(もうのうえん)と呼ばれる皮膚の病気です。

ニキビと似た症状で髭剃り後などにも起こりやすいため、経験したことのある男性は多いでしょう。

毛嚢炎の原因と対処法・予防法

 

毛嚢炎(もうのうえん)とは皮膚常在菌であるブドウ球菌などの細菌が、傷口や毛穴に侵入することで引き起こされる皮膚病です。

毛包炎と呼ばれることもあります。

健康な状態の肌は、バリア機能の働きにより細菌の侵入を防いでいます。

しかし髭を剃ったり、レーザー脱毛によって肌がダメージを受けると、バリア機能が低下し細菌が侵入しやすい状態となってしまうのです。

毛嚢炎を起こした部位は後に白っぽい膿が発生するため、よくニキビと間違えられます。

髭はもっとも毛嚢炎が起こりやすい部位

ヒゲは体毛の中でも毛が太く、毛穴が大きい部位です。

また顔の表面は皮脂の分泌が活発で菌が多く存在するため、毛嚢炎が起こりやすいと言われています。

照射後の自己処理によって肌がダメージを受けることも多く、特にどろぼうヒゲ期間は髭が剃りにくいため注意が必要です。(レーザー照射後にみられる『泥棒ヒゲ』とは

剃りにくい場合は無理に剃ろうとせず、しばらくはマスクをしてやり過ごす方が良いでしょう。

毛嚢炎が起こってしまった場合の対処法

軽度の場合は自然に治まるのを待ちましょう。

ほとんどの人は放置していれば数日~1週間で自然に治ります。

引っ掻いたり、潰したりしてしまうと痕が残ることもあるので、なるべく触れないことが大切です。

一方、毛穴の奥深くまで感染した中~重度の毛嚢炎は、複数の毛穴に拡大したり、肌が大きく腫れて膨らみ、痛みやかゆみを伴うことがあります。

症状がひどい場合は、皮膚科で医師の診察を受けてください。

毛嚢炎を防ぐ・治りを早めるには

  • 触らない・潰さないで清潔を保つこと
    潰してしまうと悪化したり、あとが残ってしまうことがあります。特に髭を剃る必要がある場合は、患部を傷つけてしまわないよう注意してください。
  • 規則的な生活をして免疫力を高めること
    毛嚢炎は細菌感染症なので、ニキビと同じく睡眠不足などで免疫力が落ちている時に起こりやすいです。皮膚を清潔に保つことも重要ですが、規則正しい生活と十分な食事・睡眠が最も有効的な予防法と言えます。
  • クリニックで処方される炎症止めの軟膏を塗ること
    クリニックによっては炎症止めの薬を照射後に塗ってくれるところと、数日分のお薬を持ち帰らせてくれるところがあります。ほとんどは外用レチノイドと呼ばれるニキビ用のお薬です。もちろん市販のニキビ薬でも十分効果はあります。

レーザー脱毛による火傷

レーザー脱毛のリスクとしてもっとも有名なのが火傷です。

技術の進歩により火傷の確率はかなり低くなりましたが、ゼロではありません。

治療を必要とする火傷(やけど)が発生したのは過去7件です。

これは14万件以上の脱毛実績を持つメンズリゼクリニックも同じです。

やけどの原因

やけどの多くが、日焼けした肌に照射をしてしまうことにより起こります。

脱毛に使用されるレーザーは黒色に反応する性質があるので、肌が黒いと毛髪だけでなく肌にまで反応してしまい、火傷を起こしてしまうのです。

日焼け以外に考えられる原因としては

  • 出力設定ミスなど、スタッフの技術不足
  • ホクロ・シミ・アザなど色が濃い部分への照射

が挙げられます。

髭は普段のお手入れによるダメージで色素沈着していることも多く、火傷が起こりやすい部位と言われています。

やけどを防ぐためには

  • 紫外線対策を万全に行い、日焼けを避ける
    脱毛期間中は常に日焼けに注意しなくてはいけません。夏場外出の多い方はSPF50の日焼け止めクリームをしっかり塗り、髭の場合はマスクをするなどの対策をしましょう。
  • 照射技術・評判の高いクリニックを選ぶ
    一般的には小さな美容外科よりも、全国的に展開している大手クリニック(ゴリラクリニック・メンズリゼクリニック・湘南美容外科)のほうが安全性は高いでしょう。スタッフの教育カリキュラムもしっかりしていますし、何より症例や口コミの件数が違います。
  • 肌の状態を定期的にチェックする
    まれに、家に帰ってから火傷に気づくことがあります。「早く気づいていれば治せたのに、知らないうちに火傷の跡ができしまっていた。」ということもあるので、肌に異常を感じたり、痛みがある場合はすぐに医師の診療を受けるようにしましょう。

やけどをしてしまった場合の対処法

レーザー脱毛により火傷が起こってしまった場合は、必ずその場で医師に相談し、治療を行ってもらってください。

基本的に、やけどの治療費を請求されることはありません。

通院にかかる交通費も請求することが可能で、脱毛費用に関しても返金してもらえる場合があります。

また治療しても治らず痕が残ってしまった場合は、後遺症となるため慰謝料を請求することも可能です。

参考:レーザー脱毛・エステ脱毛で火傷・傷跡が!慰謝料請求にかかる費用は? | 弁護士費用保険の教科書

硬毛化・増毛化について

『硬毛化・増毛化』とは、産毛が濃い体毛に変化したり、休眠していた毛穴から新しい毛が生えてしまう症状のことです。

産毛の多い背中などで起こりやすく、全体でおよそ10%の発症率と言われています。

レーザー脱毛が始まった初期の頃から存在する『硬毛化・増毛化』ですが、医学的根拠のあるハッキリとした原因は未だみつかっていません。

産毛は色が薄くレーザーが吸収されにくいので、「若干の熱が加わることにより周囲の細胞が活性化して毛が太くなってしまうのではないか」というのが今のところの見解です。

基本的には照射を続けることで改善される

ほとんどの場合は、硬毛化・増毛化してしまった部分のレーザー脱毛を続けることで改善されます。

硬毛化することで毛の色が濃くなるためレーザーが吸収されやすくなり、産毛の状態では脱毛できなかった毛根も綺麗に脱毛できるからです。

硬毛化・増毛化に関しては避けられない症状であることから、コース終了後の硬毛化した部位に対するケアなどを保証するクリニックも増えています。

例えば大手メンズ脱毛専門のメンズリゼクリニックでは硬毛化が起きた場合、コース終了から1年間は照射を無料保証しています。

医療レーザー脱毛のリスクの一つである、硬毛・増毛化が発生した場合、「コース終了から1年間は照射を無料保証する」という業界では例をみないシステムを取り入れました。

原因をしっかり理解して、自分でできる対策は万全に

レーザー脱毛によって引き起こされるリスクについてご紹介しましたがいかがでしたか。

毛嚢炎は照射後のアフターケアをしっかり行い、清潔に保っていれば比較的軽度で治まりも早く、それほど心配する必要はありません。

火傷は日焼けさえ注意すれば、起こる可能性は限りなくゼロに近いです。

仮にトラブルが起こってしまった場合も、レーザー脱毛は医療機関で行いますから、その場で治療してもらうことが出来ます。

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